いつもキレイな人の温 the LIFE ~モデル 芦田桂子さんの温・食・美~ 第1回 日々の暮らしに漢方エッセンス

いつもキレイな人の温 the LIFE ~モデル 芦田桂子さんの温・食・美~ 第1回 日々の暮らしに漢方エッセンス

ファッションモデルとして活躍しながら、フェイシャルセラピストや漢方スタイリストとして、キレイでいたいと願う女性のために日々活動をされている芦田桂子さん。内面からにじみ出る美しさとやさしい雰囲気は、その場にいる人をたちまち魅了してしまいます。プライベートでも漢方のエッセンスを取り入れ、心と体のバランスを保ったライフスタイルを大事しているそう。「温the LIFE」では、3回シリーズで芦田さんの魅力に迫ります。第1回目は、漢方との出会いについて伺いました。

<写真 一原真巳>

漢方との出会いは、体にしみこむようなブレンド茶

芦田さんが漢方に出会ったきっかけを教えてください。

中国のお友達が、生薬や薬草をブレンドしてお茶を作ってくれたことがきっかけです。その日、「桂子ちゃん、今日の体調はどう?」と聞かれたので、「最近ちょっと疲れていて…」と体調を伝えると、さっと素材をブレンドして出してくれました。そのときにいただいたお茶が、体にしみ込むようにおいしかったんです。その友人のお父様は漢方医で、小さい頃から薬草が身近にあり、その日の体調に合わせてお茶を飲まれるご家庭だったとか。そんな話から漢方というものに興味をもちました。

そのときから漢方の勉強を始めたのですか?

はい。当時、年齢も30代後半にさしかかり、ストレスを抱えていたこともあって、生理不順などのさまざまな不調が出やすくなっていました。婦人科に行って、漢方薬の当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を処方してもらうこともあったので、お薬以外の毎日飲むお茶で、少しでも不調が改善できればいいなと思い、漢方の勉強を始めたんです。

若い頃からの体質的な悩みはなかったのですか?

ありました。小さい頃からものすごく冷え症(冷え性)に悩まされていたんですよ。とくに末端が冷えてしまい、全部の足にしもやけができて赤く腫れていました。大人になっても治らず、モデルの仕事を始めてからも、撮影のときに、指の節のところがしもやけでぷくっと膨れているのがわからないように、コンシーラーで隠さなければならないほどでした。でもお茶をきっかけに、体を温めることを日常生活に取り入れるようになったのです。しもやけも末端の冷えにも、気づけばほとんど悩むことはなくなっていました。

鉄観音茶、ナツメ、菊花、クコの実ブレンド

その日の体調に合わせ、鉄観音茶、ナツメ、菊花、クコの実などをマイボトルにブレンド

「心身一如」。「温」を意識してバランスを整える

漢方のどのような考え方がご自身に合っていたのですか?

私は、漢方でいう「心身一如(しんしんいちじょ)」という考え方が好きです。心と体は対になっていてつながっているもの。心が病んでいれば体が病んでしまう、体が元気だと心も元気。心身のバランスを常に自分でいいポジションにもっていくのが大事だという考え方です。冷えに関して言えば、ちょっとしたことを意識して過ごすだけで変わってきます。

芦田桂子さん

たとえば、それはどんなことですか?

冷やさないという「温」の基本は、夏でもお風呂に入ろうとか、今日は寒いから体が温まる食べ物を食べようとか、「温」の姿勢をいつも意識しておくだけでいいと思うんです。お風呂はぬるめでゆっくりがいいと言われていますが、私はわりと熱めの41℃に設定し、のぼせない程度に浸かるのが好きです。保温効果の高い入浴剤なんかも使って、温まったらすぐベッドに入って寝てしまいます。こうしよう、ああしようとか、あまり決めごとをしないで、自分の好きなようにリラックスしながら、「温」生活を楽しむのがよいのかもしれません。

暮らしに漢方を取り入れたことで、芦田さんの世界は、どんなふうに変わりましたか?

漢方で学んだことは、心身のバランスを自分でベストのポジションに保つような生き方です。メンタルが落ちてくると体にも影響します。そんなとき、温めることでめぐりが良くなると、メンタルも生き生きと動き出す。反対に好きなことを充実させれば、体も元気になる。偏ったバランスをフラットな状態に戻すことが大切です。体調は人それぞれで、毎日同じではありません。ご自身の心と体に耳をすませてみてくださいね。

<桂子流 温・食・美> 冷えないための準備をしましょ!

冷え症さんにとって温めグッズは必需品。私、芦田桂子がおすすめする「温活グッズ」をご紹介します。まずは、寒い夜に欠かせない充電式エコ湯たんぽ! 約20分間の充電で8時間ほど温かさが持続するので、お布団に入れておけば朝までポカポカで、ぐっすりと寝られます。そして、寒い日に必ず持参するのがカイロ。ファッション誌は真冬に来シーズンの春夏の服を撮影するので、ロケ現場がとっても過酷! これから京都で薄い夏物の撮影が始まるのですが、冷えないようにおなかと腰に貼るカイロや、下着につける温熱のパットなどを準備していきます。冷えてから対処するより、大切なのは冷えないために準備を万全にしておくことですね。温めるものが何もないときは、「三陰交(さんいんこう)」という足のツボを押すと血行が良くなるのでやってみてください。

カイロ・湯たんぽ

寒い日の必需品、充電式湯たんぽと貼るカイロ

三陰交(さんいんこう)

血行を良くする足のツボ「三陰交」

芦田桂子 プロフィール

芦田桂子 プロフィール

撮影:yOU(NMT inc.)

ファッションモデル。女性誌「家庭画報」「美しいキモノ」、テレビCM、着物関係のスチール広告等で幅広く活躍。また、モデル業に従事しながら「漢方スタイリスト」「野菜ソムリエ」「日本化粧品検定協会(1級)」等、多数の資格を取得。美容・健康に対する想いが深く、一般向けセミナー(「メイクアップ×漢方美容」等)も開催。自身のブログ[https://lineblog.me/ashidakeiko/]では、漢方の考えを日常生活に取り入れたライフスタイルを発信している。