冷え症や更年期障害に。ツムラの婦人薬「中将湯」

冷え症や更年期障害に。ツムラの婦人薬「中将湯」

~ のぼせ、不眠、イライラなどの更年期障害や冷え症に ~
「中将湯」は、婦人薬として用いられている生薬製剤。16種類の生薬から成り、月経や更年期に伴う頭痛、肩こり、腹痛、腰痛、冷え症、のぼせ、めまいなどの不快な症状を改善します。

「中将湯」そのむかし

「中将湯」

「中将湯」は津村順天堂(現ツムラ)初代の津村重舎翁が、明治26年(1893年)の創業と同時に発売した婦人薬。母方の藤村家に代々伝わる家伝薬ですが、もともとは藤原鎌足の子孫で奈良の当麻寺に入った中将姫が親しくなった漢方医の藤村家に伝授した処方といわれています。津村重舎翁が処方内容を藤村家より譲り受け、虚・実にわたり服用できるように改良しました。発売にあたって地道な個々の薬局、薬店への訪問以外に、全国的な新聞広告のほか、イルミネーション広告塔、アドバルーン、鉄道沿線の野立看板などを日本各地に展開。発売から7年後には、業界の売上上位を占めるほどのヒット商品になりました。 (参考資料:『日本の名薬』山崎光夫著)

効能・効果

産前産後の障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、血の道症、更年期障害、不安神経症、月経不順、月経痛、頭痛、肩こり、腹痛、腰痛、冷え症、のぼせ、めまい、耳鳴り、不眠症、息切れ、動悸、むくみ、感冒

血の道症って何ですか?

月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状をいいます。

用法・用量

成人(15歳以上)1日1袋を使用し、朝夕就寝前の3回服用する。

中将湯の飲み方は?

1および2回目は、1袋をカップに入れ、約180mL の熱湯を加えてよく振り出し、朝夕食前に服用する。3回目は、朝夕に使用した残りの袋に、水約270mL を加えて約180mL に煮詰め、就寝前に服用する。

「中将湯」の飲み方 イラスト
「中将湯」の飲み方 イラスト
用法・用量に関連する注意 イメージ

<用法・用量に関連する注意>
15歳未満は服用しないでください。