身近な温活グッズと靴下で、足元の冷えと上手につきあう

身近な温活グッズと靴下で、足元の冷えと上手につきあう

心臓から遠く、体の末端にある足は、もともと冷えやすい部位。「足が冷えるのは仕方ないこと…」と放置をしていると、全身の血行不良に繋がり、不眠やむくみ、肌荒れなどの不調が出ることも。今回は、冷え症さんにとって、足元のつらい冷えとうまくつき合っていくため、靴下をはじめとする温活アイテムにスポットをあててご紹介していきます。

目次

身近な温活グッズを活用できる足元の冷え対策
ルームシューズ
定番のカイロ
(1)ひざの後ろに
(2)足のツボに
深部まで温まる湯たんぽ
【番外編】アルミホイル活用術
室内外で工夫できる温活グッズ「靴下」の選び方
おすすめは天然素材
足首を覆う長さが基本
ゆとりのあるサイズを選ぶ
履き方で選ぶ靴下はこれ!
天然素材の5本指靴下
履き心地ゆったりのウール靴下
レッグウォーマー重ね
温活グッズ「靴下」のよくある質問
寝るときは靴下を履かないほうがいいって本当?
冷えのある人は、着圧ソックスは避けたほうがいいの?
足が冷えて眠れないときは、どうすればいいの?
靴下やレッグウォーマーを利用しても冷えて眠れないときは?

身近な温活グッズを活用できる足元の冷え対策

上半身はそれほど寒さを感じていないときでも、足元だけは冷えてつらいという経験はありませんか? 体の末端にある足は、血液を送り出す心臓から遠く、もっとも冷えやすい部位なのです。温かい室内にいるときも足だけ冷えるという方に、身近な温活グッズを活用してできる冷え対策を実践してみましょう。


ルームシューズ

室温が高く暖かい部屋でも足が冷えるなら、ルームシューズを利用しましょう。ボア生地やムートンなど、素材・デザインも豊富なので、季節や気温に合わせて、何足か用意しておくと便利です。たとえ夏でも、室内では、スリッパやルームシューズを履くことをおすすめします。とくに、フローリングの床は一般的に温まりにくいといわれ、じわじわと足元を冷やします。フローリングの冷たさが気になる人は、断熱効果の高いカーペットやコルクマットを活用するのもよいでしょう。


定番のカイロ

カイロは、防寒対策だけでなく、冷えや生理痛に悩む女性にもおすすめ! 貼り方を工夫すると効率的に温めることができます。ただし、カイロを直接肌に当てたり、同じところに長時間当てたりすると、低温やけどを起こす可能性がありますので、注意してください。

(1)ひざの後ろに

足首から先が冷える場合は、カイロをひざの後ろ側にあてましょう。ひざの後ろを通る動脈が温まることで、足全体を効率的に温めることができます。

ひざの後ろに

(2)足のツボに

内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみに「太谿(たいけい)」というツボがあります。このツボを温めると全身の血流が促進し、足の冷えをやわらげることができます。

足のツボに

深部まで温まる湯たんぽ

ひんやりした布団に入りたくない夜に重宝するのが湯たんぽ。今では、昔ながらのお湯入れタイプのほかにも、充電式(蓄熱式)、電子レンジで温めるものなどさまざまなものがあり、温活グッズのなかでも人気を集めています。なお、44~50度の心地よく感じる程度の暖かさの湯たんぽでも、長時間同じ場所に当てていると、低温やけどを起こすおそれがありますので、くれぐれも注意してください。


【番外編】アルミホイル活用術

予想外の雪の日、寒冷地での外出時などの、足冷え対策に使えるのがアルミホイル。靴下を履いた足先の上に巻くだけで、強力な保温効果を発揮します。携帯にも便利なので、適当な大きさ(15cm四方で十分!)にカットしたものを、カバンにしのばせて。

室内外で工夫できる温活グッズ「靴下」の選び方

冷え症(冷え性)さんにとって、欠かせないアイテムは靴下です。毎年、冬には厚手の靴下を手放せないという方でも、冷えずに足元のおしゃれはしたいもの。靴下は単なる厚手タイプを選ぶのではなく、素材や履き方の工夫によっておしゃれをしながら冷え対策ができます。


おすすめは天然素材

素材選びのポイントは、①保温性が高いこと、②吸湿性・放湿性が高いことの2点です。吸湿性・放湿性が高いと蒸れにくく、汗で足が冷えるのを防いでくれる効果があります。おすすめの素材と主な特長をご紹介します。

  • シルク・・・吸湿性・放湿性が高いため、蒸れにくく、汗で冷えるのをとができる。
  • ウール・・・保温性に優れており、温かい。吸湿性・放湿性も高く、抗菌・消臭効果も期待できる。
  • コットン・・・吸水性・吸湿性に優れており、汗を吸収する。洗濯に強い。

そのほか化学繊維でも、吸湿発熱、吸湿速乾などの機能を備えたものや、断熱効果に優れた保温性の高いものなどがあり、冷え対策におすすめです。購入する際は、ぜひ素材をチェックしてみてください。


足首を覆う長さが基本

靴下には、ハイソックスからつま先用のインナーソックスまで、さまざまな長さのものがあり、シーンによって使い分けられます。基本は、冷やしたくない足首を覆うクルー丈より長いものがおすすめ!ですが、オフィスカジュアルや着たい服の足元に靴下が合わないときもありますので、つま先用のインナーソックスをストッキングやタイツの中に履くとよいでしょう。


ゆとりのあるサイズを選ぶ

ゴムの締め付けのきつい靴下は、血流を悪化させ、それがかえって冷えにつながる可能性もあります。ゴムの跡が残るような靴下は避け、ある程度ゆとりのあるサイズのものを選ぶとよいでしょう。

履き方で選ぶ靴下はこれ!

冷え対策の靴下は、厚手のものを1枚履くよりも、薄手のものを何枚か重ねて履くほうが温め効果がアップします。履き方のコツは、空気の層をつくるようにすること。そして、靴下を重ね履きするときは、素材と、履く順番がポイントになります。冷えにくさで選ぶ靴下をご紹介していきましょう。


天然素材の5本指靴下

肌に触れる1足目は、5本指靴下を迷わずチョイス。足指を1本ずつ覆う5本指靴下は、効率的に足を温めることができます。素材は、化学繊維は避けて天然のものを。なかでもおすすめしたいのが、保温性、吸湿性に優れたシルクです。ムレにくく、ニオイ防止のうれしい効果も。

天然素材の5本指靴下

夏でも快適に履きやすいシルク


履き心地ゆったりのウール靴下

先丸タイプのウール素材のソックスがおすすめ。保温性に優れていることはもちろん、吸湿性や放湿性、抗菌・消臭効果も期待できます。ワンサイズ大きいものや、ゆったりとした履き心地のあるものを選びましょう。

履き心地ゆったりのウール靴下

履き口がやわらかいものを


レッグウォーマー重ね

2足でも物足りない人は、3足目にレッグウォーマーを重ね、足首全体をさらに温めましょう。足首の内側にある「三陰交(さんいんこう)」は“女性のツボ”とも呼ばれ、冷えの改善にも大きくかかわっています。このツボを温めることを意識しましょう。

三陰交

また、外出時には、素足を避けてストッキングやタイツ、靴下を履き、それでも冷えを感じたときにいつでも手軽に対策ができるよう、バッグやオフィスにレッグウォーマーを常備しておきましょう。

レッグウォーマー

温活グッズ「靴下」のよくある質問

寝るときは靴下を履かないほうがいいって本当?

本当です!
靴下を履くことにより血管が締め付けられると、血流が悪くなり、冷えにつながる可能性があります。また、睡眠中の足裏からの放熱や汗の蒸散を妨げることにより、汗がこもって蒸れるのもよくありません。

冷えのある人は、着圧ソックスは避けた方がいいの?

サイズ選びや着用時間に気を付けて!
冷えを伴うむくみにお悩みの方には、着圧ソックスを履くことは悪くありません。ただし、締めつけ過ぎは、かえって血液やリンパの流れが滞ってしまい、むくみを悪化させてしまうおそれがあります。自分に合ったサイズを選び、着用時間を守って使用しましょう。とくに、昼用の着圧ソックスは夜用より圧力が強いものが多いので、睡眠中履くのはやめましょう。

足が冷えて眠れないときは、どうすればいいの?

レッグウォーマーで足首を温めましょう。
睡眠時の足元の温活ポイントは、血流を滞らせないよう締め付けないもので、足裏からの放熱や汗の蒸散を妨げないものを選ぶこと。そのため、締め付け感のないレッグウォーマーで足首を温めるとよいでしょう。

レッグウォーマー

靴下やレッグウォーマーを利用しても冷えて眠れないときは?

湯たんぽを活用しましょう。
湯たんぽは、じっくりと体を温め、時間の経過とともに徐々に温度が下がるため、睡眠時の利用におすすめです。夜中に暑く感じたり、のどが渇いたりして目が覚めてしまうことも少ないでしょう。エアコンの暖房や電気毛布などを利用する場合は、一晩中つけっぱなしにせずに、ベッドに入るときに切りましょう。

「冷えは万病の元」といわれています。足の冷えをいつものことと放っておかずに、今回ご紹介した「足元の温活」を試してみてください。無理なくできることを続けるだけでも、冷えからくる痛みやイライラなどのさまざまな不調をやわらげることができますよ。