
オフィスでできる! 簡単&エコな即席カイロの作り方
オフィスや自宅で冷えを感じたときに「今すぐカイロが欲しい…」と思うこと、ありませんか? ポカポカ美人は、身近にある素材でパパッと簡単&エコなお手製カイロを作ります。素材のなかには「こんなモノで?」という意外な日用品があったり…。もちろん温める場所にもこだわります。
※長時間使用による低温やけどにはご注意ください。
温める箇所は、太い血管・筋肉があるところ!
寒いときは、手や足先を温めたくなりますが、首、手首といった、太い血管がある部位や、太ももやお尻などの大きな筋肉がある部位を温めるほうが効果的。とくに下半身は全身の筋肉の3分の2が集まっているので、温めることで全身の血行が促進します。
① 即席! ペットボトル湯たんぽ
外出先やオフィスで手先が冷えて仕方ないときにオススメなのが、ホットドリンク用のペットボトルを使った「ペットボトル湯たんぽ」。耐熱性のあるペットボトルに、お湯(約80℃以下)を入れて持ち歩くだけ。さらに、お気に入りのタオルやモコモコ靴下でくるめば、保温性も見た目もUP! オフィスでは、冷えやすいヒザ上か腰の後ろにそっとしのばせて。
② すぐに! 何度でも! あずきカイロ
一度作ってしまえば、すぐに&何度も使えてエコなのが、このあずきカイロ。あずきを温めると蒸気が出るので、冷えが気になる箇所を、じんわりやさしく温めてくれます。作り方は、布(綿、麻などの天然素材のもの)を袋状になるように縫い付けて、あずきを入れるだけ。「縫うのは面倒!」という方は、お茶パックかだしパックに小豆を入れたものを布でくるむだけでOK! 電子レンジで30秒~1分程度温めれば、約20~30分温かさをキープします。疲れた目もとにあてても◎。

③ ドライヤーでかぜ予防!?
冷え切った手先や足裏を今すぐに温めたいときに使えるのがドライヤー。空き時間やコマ切れ時間に、気になる部分をサッと温められます。温風をあてるときは、服の上ではなく素肌に。10~15cmを目安に肌から離し、気持ちよいと感じる熱さになるよう調整しましょう。かぜ予防をしたいときは、髪を乾かすついでに、背中の上部にあるツボ「風門(ふうもん)」を温めるとよいでしょう。東洋医学の考え方では、風邪(ふうじゃ)という「かぜ」のもとは、このツボから体に入ってくると考えられています。

④ 首・肩コリにも! ほかほか蒸しタオル
オフィスや自宅のエアコンで、「首筋が寒い」と感じるときは、電子レンジですぐに作れる「ほかほか蒸しタオル」がおすすめ。用意するのは、固く絞ったぬれタオルだけ。1分程度電子レンジで温め、冷えた首筋にあてましょう。首の冷えは、肩コリの原因にもなるので、冷える前に温めて対処を。蒸気と温熱で全身が温まり、首や肩のコリも緩和されます。疲れた目もとにあててもOK。
⑤ 【番外編】意外!? 家庭にある○○○は、優秀防寒アイテム!
新聞紙とキッチン用ラップは、超優秀な防寒アイテムってご存知でしたか? 保温性と保湿性に優れた新聞紙は、おなかや足に巻くととても温かく、さらにその上からラップを巻いて外気を遮れば、より温め効果が倍増します。普段活用することはない方法かもしれませんが、アウトドアレジャーの非常時や災害時に知っておくと便利な知識です。