2019.08.01

養生のすすめ

トレーニング

布団に入っても足が冷えて眠れない原因と体温めストレッチ

冷え症の方の中には、「足の指先が氷のように冷えてしまう」という方もいらっしゃるでしょう。手先や足先の冷えは、眠りを妨げる原因にもなります。ぐっすり眠るために、お布団に入ってから実践できる、足先の温めストレッチをご紹介します。

足先の冷えをなくして、心身ともにリラックス

冷えの原因は人によってさまざま。足だけが冷える人もいます。まずは、あなたの冷えのタイプをチェックしてみましょう。あなたの冷えはどのタイプ?

冷えたときにできる筋肉ストレッチ

冷え症の人は、じっとしている時間が続くと、筋肉がこわばり、手足の末端まで血液が届きにくくなります。座ったままの仕事中でも、身動きできない電車の中でも、ストレッチはできます。こわばった筋肉を伸ばすと、筋肉がポンプの役割となって、体の末端まで血流を促し、血行不良により冷えていた手足が温まります。

足をあげてめぐりを良くする

天井に向かって足先グーパーストレッチ
足を天井に向けることで、心臓へ戻る血液の流れを活発にします。真上に足をゆっくりあげ、上体はリラックスしたまま足先グーパー。パーのときは指を一本ずつ離すように広げるのがポイントです。

下半身の筋肉をほぐす

足クロス腰ひねりストレッチ
腰回りの筋肉や椎間板をゆるめて、血流を促進します。足をクロスさせてひねりましょう。片方の足を重りにして、腰部とおしりをストレッチします。体が温まるだけでなく、筋肉がほぐれてリラックスできます。

今すぐ手足を温めたい

指先グーパーストレッチ
布団に入って「今すぐ手足を温めたい」という場合には、寝たまま手足の指をグーパーします。まずは手の指からゆっくりと始めましょう。グーをするときは親指を中に入れて握りしめ、パーのときは指が反るくらい大きく開きます。次に足の指もグーパーするイメージで、ゆっくりと動かしてみましょう。