
ながら筋トレで筋肉量UP! 「家事×エクササイズ」のススメ!
毎日の家事で、筋肉を使うことを少し意識するだけで、効果的な筋トレに変わります。「家事×筋トレ」は、その場で体がポカポカするだけでなく、筋力が増えることで冷えにくい体をつくります。少しずつでも実践し、筋肉量と家事クオリティの同時アップをかなえましょう。ジムに通えない方、必見です!
① ぞうきんがけで上半身を強化!
便利なフローリングワイパーで床掃除をする人も多いと思いますが、仕上がりのピカピカ度&筋肉への負荷という点では、「ぞうきんがけ」が断然おすすめ。床を拭くときの左右に動く腕の動作は、背中や二の腕などの上半身の筋肉に刺激を与えます。また、肩甲骨も動かすので、肩周りの血流アップ効果も。つい利き手だけでやってしまいがちですが、左右の手を交互に使う点もポイントです。床が磨き上がるころには、上半身を中心にじんわりと体が温まります。

できるだけ手を伸ばして、広い範囲に手を動かしましょう。
② 洗濯干しで下半身を強化!
忙しくて乾燥機に頼りがちという人も、天気の良い日は筋トレを兼ねての外干しがおすすめ。まず洗濯物かごを床に置き、ゆっくりとしゃがんでから1枚ずつ取り、立ち上がるようにしましょう。この動作は、まるで「スクワット」のよう。何度も繰り返すことで下半身の筋力アップにつながります。また、洋服の洗いジワをのばすときは、背筋を伸ばして、両腕でていねいに広げることで、二の腕や背中の筋肉にも負荷がかけられます。全部干し終えるときには、うっすらと汗ばむことでしょう。

はずみをつけず、ゆっくりと腰をおろしましょう。
③ 本気のお風呂掃除で全身筋トレ!
普段のお風呂掃除は、スプレー洗剤をかけてこするだけ、という人も多いでしょう。時間があるときは、ぬれてもよい服装に着替え、ぜひ“本気のお風呂掃除”を。お風呂掃除は、しゃがむ姿勢が多いことから、ふくらはぎや太ももの筋肉をしっかりと使うことができます。また、しゃがみながらゆっくり左右に体をひねることで、うれしいウエスト引き締め効果も。床&壁磨きは、腕を左右に大きく動かすことを意識すれば、二の腕や背中にしっかりきかせられるでしょう。ただし、バスルームは転倒の危険がつきもの。筋トレに集中するあまり、すべらないように気をつけて。

負荷がかかっている筋肉の部位を意識しましょう。