美しい姿勢を保つ筋肉を鍛えて冷えない体へ -いつでも温めエクササイズ-

美しい姿勢を保つ筋肉を鍛えて冷えない体へ -いつでも温めエクササイズ-

どんなときも気を引き締めて姿勢良くしているのは、なかなか至難のわざ。まっすぐで美しい姿勢を保つのも、たくさんの筋肉の力が必要となるからです。筋肉量が少ないと熱を作り出す力も弱いため、冷え症(冷え性)さんは、正しい姿勢を意識することで、冷えにくい体をつくりましょう。

美しい姿勢を意識するだけで温活!

姿勢を保つために使われる筋肉は、首、背中、おなか、太ももなどに存在します。これらは、地球の重力に対してはたらく抗重力筋と呼ばれる筋肉。抗重力筋は、立っているだけ、座っているだけでも、常に体を支えるために使われています。

背中の抗重力筋はとくに大きく、エネルギー(熱)を作りやすいので、正しい姿勢を意識して、背中をまっすぐにしているだけでも筋トレになります。反対に楽な姿勢ばかりしていると筋肉が衰えるので、熱を作ることができず、冷えやすい体になります。

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つまり、姿勢をまっすぐに保てばエクササイズにもなり、美しい立ち姿、美しい座り姿を心がければ、エレガントさも増して、冷え対策と一石二鳥になるわけです。ここで美しく見える正しい姿勢のポイントをご紹介しましょう。

正しい立ち姿勢のポイントは、胸を張るのではなく、肩甲骨を意識することです。長時間のパソコンやスマホを操作すると、次第に肩が前に入り、猫背になってしまいます。姿勢を正すには、イラストのように肩甲骨を背骨に寄せるようにし、耳、肩、骨盤、くるぶしまでのラインが、一直線になるよう意識してみましょう。

正しい立ち姿勢のイメージ

正しい座り姿勢のポイントは、骨盤を立てるようにして座ることです。パソコンやスマホの操作では、次第に頭が前に出てしまうため、頭、首、骨盤を一直線にするようにイメージしましょう。

正しい座り姿勢のイメージ

スマホばかり見るのは冷えの原因に!

最近、頭の重心が前に傾いた状態になる「ストレートネック」、別名「スマホネック」に悩む人が増えているそうです。正常な首はゆるやかにカーブしているものですが、パソコンやスマホを長時間使い続けていると、まっすぐに伸びた状態が続き、首から背中にかけての筋肉が緊張し、血液の流れが滞りやすくなります。すると、頭を首の筋肉だけで支えることになるので、肩こりや頭痛になりやすくなります。

「スマホネック」は、次のような人がなりやすいと言われています。

  1. 長時間、同じ姿勢でいることが多い。
  2. スマホやパソコンへの視線を下に向けている、などです。

なお、自分でも気づかないうちに「スマホネック」になっている場合がありますので、イラストの方法でチェックしてみましょう。

「スマホネック」チェック方法のイラストイメージ

チェック方法は次のとおりです。

  1. 壁を背にして「気をつけ」の姿勢をとります。
  2. 後頭部、肩甲骨、おしり、かかとの4カ所を壁につけます。

このとき、後頭部を壁につけることができない、あるいは意識的に頭を後ろに倒さないとつけることができない方は、「スマホネック」になっているかもしれません。

また、「スマホネック」予防のためには、スマホばかり見ないようにするのはもちろんのこと、スマホの持ち方を工夫して視線を上にあげるほか、頭をしっかりと首や背骨で支える気持ちで姿勢を正すように意識して過ごしましょう。どうしても肩こりや頭痛などの症状がつらい方は、病院の受診もご検討ください。