朝、顔のむくみが気になったときの改善方法

朝、顔のむくみが気になったときの改善方法

朝起きたときに、まぶたが腫れぼったくなっていたり、顔全体がむくんでいたりすることはありませんか? 顔のむくみは、前日に水分や塩分をとり過ぎることなどが原因になることもありますが、体の冷えから起こることもあります。ここでは、顔のむくみの原因と解消方法をご紹介します。

顔のむくみの原因は?

冷えによる影響

冷え症(冷え性)さんのなかには、冷えとむくみのお悩みを同時にもっている方も多くいます。冷えとむくみ、どちらにも血流が関係しているためです。血流が滞ることによって、血管から細胞液としてしみ出る水分が多くなり、むくみの症状が現れます。さらに体内で滞った水分が冷え、それが体を冷やしてしまうこともあり、冷えとむくみの悪循環が起こります。

むくみイメージ

運動不足

顔と同時に足がむくんでいるという場合は、とくに足の血流が悪くなっているかもしれません。足を動かせば、筋肉が収縮して、血液を心臓まで戻す力がはたらきます。運動不足によって筋肉が衰えると、血液を心臓へ押し戻す力が弱くなりますし、長時間同じ姿勢で足の筋肉を使わないでいると、血液が戻らず、循環しにくくなるので、顔や手足にむくみを生じやすくなります。


睡眠不足

睡眠不足もむくみに関係することがあります。十分に睡眠や休息ができない場合、自律神経のうち、血管の周りの筋肉を収縮させる交感神経が優位となり、血流が滞る時間が長くなり、むくみが起こるものと考えられます。


塩分のとり過ぎ

水分を過剰にとり過ぎると、血管内の水分が増えて溜まりやすくなるため、その水分が回収されにくくなり、体にむくみが起こりやすくなります。また、塩分の多い食事をすると、のどが乾いて水分をとり過ぎてしまいます。それだけでなく、塩分をとり過ぎると、体は濃度を一定に保とうとして、水分をため込みやすくなり、むくみを悪化させてしまいますから、塩分の摂取量には注意しましょう。

一方、体が水分不足になっても、むくみを引き起こすことがあります。心臓から送り出される血液は、体のすみずみまで行き渡り、組織内にしみ出した水分を老廃物などとともに吸収しています。しかし、水分不足になると血流が滞り、組織内に水分がとどまってしまうため、水分不足もむくみの原因になるのです。アルコールを飲み過ぎて、翌朝むくみが出やすいのは、実は水分のとり過ぎではなく、水分不足によるもの。アルコールは利尿作用を高めるため、適切な量では、体の老廃物を尿として排出してくれますが、飲みすぎると排泄する尿量が増え、水分不足となります。その結果、血流が滞って水分を回収できずに、顔や手足のむくみとなって現れてしまうのです。


女性特有の原因

女性の場合は生理周期によりホルモンバランスが変化し、時期によって、むくみやすかったり、むくみにくかったりします。たとえば女性ホルモンの1種であるプロゲステロンの分泌が徐々に増える生理前2週間(黄体期)は、むくみやすくなります。このため、生理前に体重が増加し、生理が終わると体重が元に戻るという人もいます。

また、女性にむくみの悩みが多いのは、筋力の差も関係しています。とくに、下半身の筋肉は血液を心臓へ戻すためのポンプの役割を担っていますが、女性は筋肉量が少なく、血液を心臓へ押し戻す力が弱いため、血流が滞りがちです。その結果、血管から細胞液としてしみ出る水分が多くなり、これがむくみの状態となって現れます。

朝、顔のむくみが気になるときの改善方法は?

ホットタオルで温める

体が冷えていると、血行不良になり、むくみにつながります。運動で筋肉量を増やすことも大切ですが、普段から体を温めること、冷やさないことが重要です。とくに手足が冷たいときは、そのままにせず、カイロや靴下、入浴などで温めましょう。一時的に顔がむくんでいるときも、血行を良くするために温めるのがコツ。40℃ぐらいのホットタオルで顔を温めてみてください。

ホットタオルで顔を温めるイメージ

※ホットタオルの作り方
フェイスタオルに水を含ませ、軽く絞ったら、電子レンジ(500W約30秒)で温めます。タオルは熱くなっているのでやけどには十分注意してください。


入浴or足湯をする

顔のむくみを早めに改善したいときは、お風呂に浸かって温まるのが効果的です。むくみは、体の血液循環が悪くなっているときに起こりやすいため、思い切って朝風呂に入ることをおすすめします。

入浴によって全身の血流が良くなると、心臓に血液が戻るときに、体の水分や老廃物が回収され、顔のむくみの改善につながります。また、お風呂に浸かると、水圧によってリンパが刺激されて流れやすくなり、よりむくみの改善が期待できます。

入浴のコツは、38~40℃のぬるめのお湯に10分以上、できれば30分程度つかること。みぞおちあたりまでお湯につかる半身浴でじわじわと汗をかくことがおすすめです。顔に温かいタオルを当て、顔全体を直接温めるのも効果的です。

入浴剤を使って上手に体を温めるのもいいでしょう。入浴剤は、入浴そのものによって得られる「体を温める」などの温浴効果や、「肌の汚れを落とす」などの清浄効果をより高めてくれます。

朝、入浴はちょっと大変…という方は、足湯もおすすめです。熱めのお湯を洗面器やバケツにはって、足のくるぶしの少し上まで10~15分つけるだけ。足の裏のツボが温まり、全身が温まります。このお湯にすりおろした生姜や自然塩を入れると、さらに温め力がアップします。

足湯イメージ

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マッサージをする

寝起きにまぶたが腫れぼったくなっているときにおすすめしたいのは、簡単にできるマッサージです。顔のむくみは、余分な水分が顔にたまっている状態。むくんだままメイクはしたくないですよね。そこで、血行を良くするマッサージ! まぶたの周りを、10回程度円を描くようにやさしくなでます。目の周りの血流を良くするマッサージが効果的です。

目の周りの血流を良くするマッサージイメージ

また、頭皮を指全体で指圧するようにマッサージするのも、血行促進には効果的。頭皮に刺激を与えると、むくみの解消だけでなく、疲れを感じたときにリフレッシュもできます。ぜひ試してみてください。


首のストレッチをする

首のストレッチは、血液やリンパの流れを良くし、むくんだ朝の応急処置におすすめ。リンパが集中する首の周りをストレッチします。頭を左右、前後に倒すストレッチは、凝りをほぐすとともに、リンパの流れを良くします。首を片手で押さえ、もう片方の手で頭を押さえて、反対のほうに倒しましょう。これを2、3回繰り返しましょう。

首のストレッチイメージ


顔のむくみにツボ押し

顔のむくみに、効果的なツボに、「四白(しはく)というツボがあります。このツボは、目の下の骨の縁より、真下に指の幅1本分下にあるくぼみのやや下あたりにあります。

このツボを人差指の腹で、5ミリくらいの円を描くようにクルクルと、5秒くらい押します。次に、上に押し上げるように、左右同時に「押す」「離す」を数回くり返します。頬の血行を促し、むくみを改善しやすくします。

むくみが気になる人のスキンケア

むくみはしわ・たるみになりやすい?!

顔にむくみがあるのは、余分な水分や老廃物が溜まっている状態。一時的なものだと考えて放っておくと、重力で皮膚が下がりやすくなり、むくみが落ち着いたときに、まぶたや頬のたるみ、目元や口元のしわを引き起こすこともあります。とくに頬がたるむと、口の脇のほうれい線も目立ってしまいます。また、フェイスラインも下がってくると、たるみにつながります。


むくんでいるときこそスキンケア

むくみは、余分な水分などが皮下組織に溜まっている状態です。体内の水分バランスが崩れているというのは、水分が多くあるべき場所に少なかったり、不要な場所にたくさんあったりという状態。こうした状態では必要なところに水分が届かず、血の流れも悪くなることで、肌の乾燥が起こります。むくみと乾燥は関係がないと思わず、朝晩のスキンケアで、保湿を入念に行いましょう。

いつもの食事にプラス食材でむくみ対策