目の下のくま -冷え症[冷え性]と美容の関係-

目の下のくま -冷え症[冷え性]と美容の関係-

目の下のくまは、疲れて見えるだけでなく、老けた印象を与えてしまいます。くまの原因がわかれば、外からのスキンケアとともに、内からのケアの大切さがわかります。

目の下のくま

目の下のくま イメージイラスト

目もとの皮膚は、非常に薄く、皮膚のすぐ下にはたくさんの毛細血管があります。くまは、この毛細血管を流れる血液が滞り、その色素が肌に透けて見えているもの。目尻を横に引っ張ったときに薄くなる青っぽいくまがある場合は、冷えだけでなく、寝不足や目の使い過ぎなどによる血行不良が原因だと考えられています。こうした一時的なくまは、「蒸しタオルで温める」「十分な睡眠をとる」などで血行が良くなれば多くの場合改善します。目尻を横に引っ張ったときに薄くなる青っぽいくまは、血流を良くすることで改善しやすいのです。冷え症で末端が冷えやすい人は、黒ずんで見えないか注意しましょう。

なお、横に引っ張っても消えない茶色っぽいくまは、こすり過ぎや紫外線からのダメージで色素沈着を起こしている場合が多いので、美白ケアがおすすめです。また、黒っぽいくまは、主に加齢によってたるんだ目元が影になっているものなので、保湿やエイジングケアがおすすめです。